小旅行

ミステリーツアー海外編 終 -私は日本人です-

おはようございます。
上海浦東空港に着きました。

午前4時でございます。

また中国か…
まさか中国か…

この旅では欧米人にもカンボジア人にも、
そして中国人にも中国人と間違えられた。

そしてここは本場、中国。
当然ガンガン中国語で話し掛けてきてくれる。

ありがとう、ありがとう、謝謝。

そんなに中国人顔なのか。
確かに高校時代、柔道部の友人に
「チャイナ」というあだ名を付けられたが、
それも、ただただ長いマフラーを垂らしてたら

「お前チャイニーズマフィアみたいやな」
という一言から、チャイナというあだ名になっただけで、
別に高校時代からそういう顔ではない为什吗。

午前4時の空港は当然閑散としており、
空港職員が誰もいない。いるのは警察だけ。

虹橋空港行きを探してウロウロしてると、
リニアモーターカーかバスだと分かった。
しかし、この時間どちらもやってない。
運転開始はどちらも7時頃。

フライトは9時40分

何度か出張で上海に訪れていたが、
確か浦東と虹橋は1時間~1時間半ぐらいかかったはず。

行きの成田空港の長蛇の列を思い返すと、
搭乗まで1時間しかないのはちょっと怖い。
明日から仕事やし。
その前に…中国元持ってない。

だんだん焦りが出てきた頃、
一人の女性に声を掛けた。

「すいません、バスとトラムどちらが早いですか?」
「日本人ですか?」

良かった!日本人だ!
聞けばこの女性も同じ境遇で、虹橋行き。
タクシーで相乗り相手を探しているとのことで、
早速タクシー運ちゃんにカモられに行くことに。

空港にいるタクシーはぼったくりである。
いきなり話し掛けてきた人も260元(約4500円)でどうだと吹っ掛けてくる。
この女性も昔1万円払ったことがあるとのことで、
よし、じゃあ2人で200元まで値切ろうということに。

ちなみに空港内にはタクシー運転手はいない。
空港内で営業してはいけないようだ。
いけないはずだが、見るからに怪しい人は、タクシー運転手である。
キョロキョロしていると、早速寄ってきた。

「どこ行くんだい」
「虹橋空港まで」
「280元でどうだ?」

さっき話し掛けてきた人より高い。
安くならないかと話していると、空港ポリスメンが寄ってきて、
怪しいドライバーの首根っこつかんでどこかへ消えた。

すると後ろから、
「虹橋空港行くのかい?」

胸には「AIRPORT STAFF」のバッジを付けた、長身の男性。


あっ、絶対ウソや。

案の定、スマホで「250」と出してきた。
2人で200元だと言いながら歩いてると、何かを察知したのか、
OK、日本円でもいいからすぐに来いと、
駐車場に連れていかれた。

駐車場には1台の車がスタンバっており、
中から女性が二人出てきた。
一人はおばちゃん、もう一人はきれいな女性。
後ろには長身の男性が立っており、
お金を渡すことに。

するときれいな女性が、
「日本円でも大丈夫だから」と流暢な日本語で話した。

ん?日本人?

一緒に来た日本人の女性は、90元しかなく
残りはウォンで支払っていた。

運転席:おばちゃん
助手席:きれいな女性
後部座席:俺、相乗りした女性

この4人で車は出発した。


空港を出てすぐ、路肩に止まった。
そして、車がバックし始めた。

一気に緊張が走った。
ちょっとヤバいんじゃない?

空港の駐車場料金所前に止まり、何やらトランクを開ける音が。


なになになに…!!


俺の横のドアが開く。


身構える俺


乗り込んでくるフランス人


「HELLO」

いやハローちゃうねん
えっ、更に相乗り!?

フランス人、俺、女性

後部座席ギュウギュウになりながら、一路空港へ。

小1時間ほど走ったのだろうか。
緊張はしていたものの、疲れと眠気でウトウトしていたら、
上海駅に到着。

フランス人が降り、何やらフランス語を言いながら去っていった。
ボンソワール。

そして、元の4人は無事7時過ぎに虹橋空港に到着し、
きれいな女性は挨拶もせず颯爽と一人でどこかへ消え、
相乗りした女性は、「あっ私タバコ吸ってきますんで」と言って、
どこかへ消えた。

女性ってガッツあるなぁ。

そして今更ながら思い出す。
ミステリーツアーミッション2つ目


未来の嫁探し


このミッションは、まだクリアできそうにない。

アンコールワットにいたサル
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ミステリーツアー海外編5 -2$マネーウォーズ-

午前8時。
朝食付きだったので、安いトーストとバナナが付いてきた。
このバナナ…めっちゃ美味い!
多分この旅で一二を争う美味さ。
りんごのような少し甘い酸味があるこのバナナ。
あまりのうまさで買いたかったが、
1房12本で1.5ドル。
宿のおっちゃんと交渉し、2本だけでいいからと
通常1本500リエルのところ、2本で500リエルにしてもらった。
1本5.5円、安っ。

チェックアウトを済ませ、
チケット兄ちゃんがトゥクトゥクでやって来た。
早速バコンという所へ向かう。

このバコンという遺跡は、アンコールワットよりも古く、
西暦802年、アンコール朝の初代の王ジャヤーヴァルマン2世が、
カンボジアの主権を宣言し、曲折の後、ジャヤーヴァルマン2世は
ハリハラーラヤにおいて彼の都城を制定した。
数十年後、王の後継者は、
アンコールにおける砂岩の最初の山岳型寺院として、
バコン寺院を段階的に構築した。
と、Wikipediaに書いてある。

要は、古い寺院跡だ。

アンコールワットとは違って、観光客も少なく、静か。
壁画も少ないシンプルな作りで、一番好きかもしれない。

その後、市街に戻った11時。
残り12時間…行くところがない。
所持金もほとんどないので、買い物もする気が起きず、
トゥクトゥクにも乗れない。

そうだ、

歩こう。


幸い空港までは約10㎞…だと思う
いかんせん観光地図、縮尺がないので距離感がつかめない。
バックパックを担ぎ、炎天下の下、延々歩く。

途中何人ものトゥクトゥクに声掛けられるも、
要らない、金がないと答え、
昼の2時、暑さで木陰で休む。

何やってるんだろう。

カンボジアでは至る所で坊さんがいたが、
あの人たちはどんな修行をしているんだろう。
あるお坊さんは、スクーター2ケツしてたし、
自撮り棒まで持ってる人もいた。

足もパンパンになりながら、
やっと空港まで後数㎞。
すると

「おい!乗ってかないか!?タダで乗せてやるよ!」

20歳ぐらいの若いトゥクトゥク兄ちゃんが声を掛けてきた。
聞けば、重そうな荷物を担ぎながら歩いてる姿を見て、
戻ってきてくれたらしい。
ちょうど空港に迎えに行くというので有難く乗せてもらった。
すげーいい人!

空港に着いたら15時、
あと8時間もある。

ぶらぶらしてると、
日本人のバックパッカーと出会う。
この旅で初めて日本人と話した。
同い年で大阪でSEをしている彼は、
フライトまで時間があるらしく、
2人で近くの屋台でビールを飲んで過ごした。

しかし、まだ時間はたっぷりある。
何気なしに観光地図を眺めていると…

あれ、アンコールワット歩いて行けんじゃね?

恐らく1時間ぐらいで着くだろう。

所持金は残り5.5ドル。
途中で何人ものトゥクトゥクに声を掛けられるも、
「6ドルでどうだ?」
「いや、2ドルならいいぞ」
「じゃあ3ドルだ」
「いや、2ドルだ」

そんなやり取りを何回かして、
やっと一人のトゥクトゥクに乗れた、2ドルだ。

アンコールワットですることもなく、
ただただぼーっと小一時間眺め、
その辺をほっつき歩き、
夕方6時。

そろそろ帰るかと歩き始め、
行きと同じ2ドル論争を繰り広げ、
終いには、交通量も減ってきた。

すると、1台のスクーターが近づいてきた。
「どこまで行くんだ」
「空港だ、2ドルならいいぞ」
「5ドルだ」
「いや、2ドルだ」
「3ドル、それ以上はだめだ」
「じゃあまた会おう」

そして歩き始めると、

「わかった!2ドルで乗せてやる」

スクーター2ケツである。
この人むちゃくちゃ飛ばす。

行きに歩いた道を一瞬で通り過ぎ、
2ドルで送ってもらえた。
この辺は縄張りじゃないから、本当はダメなんだと言う彼。

どうやらトゥクトゥクやタクシーには、
それぞれのエリアがあるらしい。
空港周辺、アンコールワット周辺等…
これだけトゥクトゥクが走り回っても成り立ってる理由が
少しわかった気がした。

所持金は、この時点で1.5ドル。

先ほどビールを飲んだ店で、1.5ドルで何か食べさせてと、
出てきた東南アジア風ラーメン。

これにて、所持金0円也!

やった使い切った!
厳密には100リエルだけ残っていたが、
お土産に持って帰ろう。

フライト表を見ると行きと同じく、
上海経由で日本には13時頃着。

上海空港で仮眠かと思いつつ、よく見たら…あれ?

上海浦東空港に着いて、
日本の便は上海虹橋空港になってない?

浦東から虹橋って、一回空港出なアカンやん

トゥクトゥク:15ドル
昼メシ:2.5ドル
ビールとコーヒー:1.5ドル
トゥクトゥク:2ドル
スクーター:2ドル
最後のメシ:1.5ドル

所持金:0円!

バコン
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今までで一番美味いバナナ(完熟)
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全く読めないクメール語
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Rong Ma Venlongくん。facebookで友達になった。
カンボジア行く人、ぜひ彼のトゥクトゥクを指名してあげて!
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夕方のカンボジア
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すげー飛ばすスクーターの兄ちゃん。
これを撮るのも怖かった
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暴走兄ちゃん
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カンボジア発つ
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ミステリーツアー海外編4 -初詣はカンボジアの寺院跡-

夜も更けていくにつれ活気づくシェムリアップ市街、
ちょっと早めにゲストハウスを出た17時半。

市街まで15分ほど歩き、
土産屋さんや彩られた街並みを散策しながら、
あてどもなく歩き続け、売り子が可愛かったレストランで食事を摂り、
8ドルの食事をウェイターの兄ちゃんがリエルの計算間違えて、
6ドルで食事するというラッキーもありつつ、
PUB STREETという飲み屋街に着いた。


電光掲示板に新年まであと5時間40分…

ああ…

早く出過ぎた。


5時間以上もあればそれはもうカウントダウンではなく、
ただの時計である。
お酒も嗜む人間ではないので、
ベンチを探すもどこも人だらけなうえ、
同じところをグルグル歩くのにも飽きてきた。
それ以前に、歩きすぎて足が痛い。
しかも人混みがすごく、ただでさえ歩道が荒れているので、
歩きにくいったらありゃしない。
一旦宿に戻りベッドでゴロゴロして、
半眠な状態でもう一度PUB STREETへ。

人が…人で埋め尽くされてる…
至る所で爆音のクラブミュージックが流れ、
真っすぐ歩くことも戻ることもできず中心部で立ち往生。
踊る欧米人や乾杯しまくるカンボジア人、
爆音の渦の中、シラフの日本人がただ一人。

そういえば最近、
「クラブ行って何するん」
「クラブって何が面白いの」
といった会話を会社の忘年会でしたが、
まさか自分がそれに近い状況に立ち会うとは思わなんだ。

ああ、除夜の鐘が聞きたい。

ゆく年くる年を見ていたい。

そんなTHE 日本の正月がいいなと思いながら、

3、2、1…
HAPPY NEW YEEEEAH!!

知らない人たちと乾杯していた。


翌日は、宿で自転車を1ドルでレンタル。
チェックインした当日、
レンタサイクルいくら?と聞くと、4ドルだと従業員のおばちゃんに言われ、
別の従業員に2ドルだと言われ、
そして今日、半日でいいから1ドルにしてくれと交渉。
半日でも12時間も使えるので(多分)十分だろう。

今日一日相棒となる自転車を探すも、
前ブレーキシューなかったり、
変速は錆びて効かなかったりと、まともな自転車がない。
もっといいのはないのかと聞くと、渋々出してくれたその車体は、
京都の防犯登録がされた、
26インチ鉄U型ステンレスハンドル内装3段ローラーブレーキのハブダイナモでありながら、
なぜかブロックライト仕様という女性にもまたぎやすい中古車。
日本だと新車で27980円ぐらいだろう、うーん乗りやすい。
整備チェックを行い、いざ出発。
いやぁ自転車屋さんで良かった。

今日は自転車でアンコールワットまで行こうと、
のんびり走ってると、チケットチェック場で声をかけられた。
ちなみに、アンコールワットやアンコールトムに入るにはチケットが必要で、
1日、3日、1週間のチケットがある。
俺は3日間のチケットを買っていたのだが(63ドルもする)

チケット兄ちゃん
「明日はどこ行くんだ?」
「アンコールワットの朝日はすごくいいぞ」
と色々話しているうち、
「明日俺は非番でトゥクトゥク運転するんだが、25ドルでどうだ」と営業が始まった。
まさか、チケットチェックの兄ちゃんがトゥクトゥクも掛け持ちしてるとは思わず、
思わずOKと言ってしまい、朝4時に迎えに来ると約束してしまった。

その後、自転車でいろんな遺跡を巡り、
途中ボランティアを名乗る20歳の男の子に遺跡を案内され、
人気のないところに連れてかれて、寄付してくれと言われたり、
屋台の人と一緒に食事したり、なかなか刺激的な観光ができた。

ただ、やっぱり朝日を見るだけに25ドルも払って早起きするのは嫌だと思い、
チケット兄ちゃんの所へ断りに行くと、

兄ちゃん「なぜだ!約束したじゃないか!」(怒り気味)
俺「だって朝寝ていたいもん」
兄ちゃん「アンコールワットの朝日は格別だよ!」(天を仰ぐ)
俺「えー、どこで見たって朝日はただの太陽やん」

そんなやり取りをしながら、
兄ちゃんも必死に食い下がり、ここは行ったか?ここもいいぞ!と
バコンという遺跡を提案してきた。
せっかくだし、「じゃあその距離なら15ドルで行ってくれ」と、
そこから約10分押し問答した挙句、
結局兄ちゃんが折れて往復約20㎞の道のりを交渉成立。
明日8時に迎えに来る。


宿に戻り、
今日は奮発しようとクレジットカードで観光客に有名っぽいレストランで食事。
むちゃくちゃ美味しかった。
明日で、カンボジアを発つ。

明日の出発時刻は、23時20分

えっ、23時!?


8ドルの夕食:6ドル
ビール:2ドル
お土産:10.5ドル

レンタサイクル:1ドル
朝食:3ドル
屋台のメシ:1ドル

所持金:24.5ドル

カウントダウン会場
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バドガールならぬタイガーガール
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レンタサイクル
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ちょっと胡散臭いチケット兄ちゃんとその友人
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昼飯の屋台、2ドルを1ドルにまけてくれた
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なんか有名なところ
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森の中に出てきた遺跡
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インスタ映えしそうなパイナップルチャーハン。意外とめっちゃ美味かった
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ミステリーツアー海外編3 -11年越しの初対面-

アンコールワット、すごい。

いやもう、観光客の多さよ。
どこも人の渋滞渋滞で、なかなか先に進まない。

その分ゆっくりと眺めることができたのだが、
壁という壁に描かれる仏や人の絵は、なかなか壮観だ。

写真で見たことあるアンコールワットは、
玉ねぎみたいな塔が3つ並んでる外観だが、
中は本当に迷路みたいになっていた。
しかも所々崩れてたり、入り組んでいて少し涼しい。

しかし、個人的に好きなのが、次に行ったアンコールトム。

本当に遺跡みたいで(いや遺跡なんやけど)、
壁は崩れてるわ、入り組んでるわでちょっとしたインディージョーンズ気分。

しかし何よりこの入り組んだ遺跡を見て思うは、
さながらダークソウルの世界である。
ちなみに、ダークソウルはPS3の超高難易度のゲームで、
それはそれは何度もやりこんだ面白さと難しさが絶妙に
難しさが勝るプレイヤーを亡者にしてしまうほんともうダークソウル面白いゲーム最高。

そうこうしてる間に、既に昼過ぎ。
朝から何も食べていないので腹減った腹減ったと
トゥクトゥクのおっちゃんに言うと、連れて行ってやると
向かった先はアンコールトムの北側の屋台。

好きなの食べろとおっちゃんが言ったので、
てっきり奢ってくれるのかと思ったが、きっちり支払い12ドル。
高い。

そして、ここからあの写真の女の子、テラップちゃん探しが始まる。

幼女の写真を片手に店員さんや、
近くにいるカンボジア人、トゥクトゥクのおっちゃんも聞き込みしてもらった。
写真に映る木々や、数枚ある写真のうち、料理の写真があったが、
その料理はあのあたりで出していた店だと、人が人を呼ぶ事態に。

するとおっちゃん、
「こっちだ」と手招きするではないか。


マジか


何かわかったのか


向かった先は、別の露天。
数人のおばちゃんと女の子がおり、
その女の子に写真を見せると


「テラップ?」


おお!

おおお!!

知ってるのかこの子!?

おっちゃんに翻訳してもらうと、
どうやらテラップちゃん一家はこの辺りで確かに露天出していたらしく、
今はもう店はやめてるらしい。
そして、この女の子はテラップちゃんの近所に住んでるとのこと。
しかし、アンコールトムから少し離れているようで、
おっちゃんは写真をその子に渡してもらえと戻ろうとしたが、
取り巻きのおばちゃんや俺が会いたいというと、
渋々「遠い、遠い」と言いながら、
その女の子を乗せ一緒にテラップちゃん家に行くことに。

牛が普通に道路を横断する、
どこかの先住民の地へ行くような未舗装路。

緊張と、なぜかちょっと感動で泣きそうになる。

いや、知らない人なんですけどね。

数十分後、
ここだと着いた1つの民家

いかにもカンボジア!みたいな家の軒下に、
ハンモックに腰掛ける160㎝ぐらいの女性がいた。

遠目でも一目でわかった。

テラップちゃんだ!

写真とそっくりなその人は、立派な女性になっていた。
ちょっと感動、鳥肌が立った。

ことの経緯をおっちゃんに通訳してもらいながら、
少し戸惑うテラップちゃん。

そらそうやろ、俺知らん人やし。

ともあれ、写真を渡し、近所の子も巻き込んで記念撮影。

テラップちゃんは19歳
旦那さんと2人の子供がおり、抱える子供は生まれたばかり。
11年前にはいた母親は、どうやら他界されていた模様。

ちょっとしんみりとした出会いと別れ。

まさか会えるとは思わなかった分、
達成感が半端ない。

おっちゃんに礼を言い、
きっちり15ドル支払いお別れ。

ホテルへ戻り、いよいよカウントダウンが始まる市街へ。

昼飯代:12ドル
トゥクトゥク代:15ドル
サトウキビジュース:1ドル

所持金:48ドル


アンコールワット
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アンコールトム
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トム
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テラップちゃん探し
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幼女とともに
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テラップちゃんと近所の子
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なんだかんだと1日中付き合ってくれたトゥクトゥクのおっちゃん
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ミステリーツアー海外編2 -要は値切ればいいんでしょう?-

降り立ったシェムリアップ空港は、小雨。

宿は、宿はどこだ?

企画者のダイゴ曰く
「空港にプラカード持った人いるから大丈夫」

情報はそれだけだった。
しかも出国ゲートのおっちゃんが鬼のように遅い人で、
予定より30分以上遅れた。
やっとの思いで外に出ると、いきなり、「トゥクトゥク?」と聞かれまくる。

不安になりながらも、カードを持ってるはずの人を探すも、

俺の名は?

同じところをグルグル歩き回り、ちょっと離れたところに、
カードを持ったおっさんを発見。

よく見ると、

俺の名だ!

近寄って話しかけると、遅いねんと言いたげに何やら怒り気味。
それよりも安心して嬉しくてたまらない。

さっそくおっちゃんの後についていくも、
いきなり、明日の予定は?アンコールワット行くなら15ドルだと営業開始。

まず、このカンボジア。
後々分かったが、とにかく値段が決まっていない。
トゥクトゥクは原付に人力車みたいなのを付けたタクシーだが、
地球の歩き方2004年度版では、1km1ドル程だそう。
その他、金額が書いていないことが多く、
その場合は大体適当な値段を言われ、交渉して安くするスタイル。
なんだか仕事みたいやな…

ただ、その仕組みさえわかれば
要は値切りまくればええ話で、
まけてもらえなくとも、
価格以上のことをしてもらえればいいのだ。

また、カンボジア通貨はリエルだが、米ドルが流通しており、
観光地なので英語が結構通じる。
ペラペラではないにしろ、何となくはわかるので、
とりあえずYESと言っとけば何とかなるだろう。

ちなみに、1リエル=0.02円、1ドル=4000リエル
500mlの水が大体0.5ドルだったので、
物価としてはまぁ日本の半分以下ぐらいの感覚だった。
まぁ値切ればいいんでしょう。

ともあれ、現地通貨がない自分としては、
日本円とクレジットのみ。

おっちゃんに宿まで乗せてもらい、なすがまま9時に待ち合わせとなった。

宿は、リゾートホテルらしく、なぜかツインベッド。
その額47.95ドル、約5400円だ。

部屋でWiFiが取れたので、翌日の宿をブッキング、
10ドルのゲストハウス。
これで明日の宿も取れ、安心して就寝。


翌日チェックアウトし、
ちょっと散歩して、
トゥクトゥクのおっちゃんと合流。
早速値切り交渉するも頑として断られたので、

15ドルで
市内で両替屋巡り
翌日の宿のチェックイン
アンコールワット観光
アンコールトム観光
写真の子探し

これをお願いしてOKもらう。
後々宿で地図で確認したら、15㎞以上だった上、
ほぼ1日付き合ってくれたので、まぁ値段以上で満足である。

そして、まず銀行開いてない。

今日は12月31日日曜日
銀行やってない。
おっちゃんも数件回ってくれたが、どこも開いておらず、
最終手段なのか、街の両替商に連れて行ってもらい、
1万円両替して、87ドルの現金を手に入れた。

そう、そしてこの87ドル+お年玉の10ドル、
締めて97ドルがこの旅の軍資金となった。

そしてアンコールワットへ向かう…


軍資金:97ドル
宿代(2泊分):-20ドル
レッドブル+ライター:-1ドル

所持金:76ドル


至るところにお坊さんがいた、あのオレンジ色の傘はどこで売ってるんだろう
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バルブもげたチューブ修理、もげたバルブの移植という荒業を行っていた。
自転車屋さんがみたら卒倒しそうな修理内容
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2泊したバンガオゲストハウス、とってもやさしい宿の人
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レッドブルinカンボジア
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ミステリーツアー海外編 ーミッションインポッシブルー

年末年始の弾丸旅行も、かれこれ4回目となる今回。

1回目はふらっと当日チケット買ってそのまま台湾で年越し、
2回目は島に行きたいと思い立ち、これもまた当日チケット買って八丈島へ、
3回目は行先は当日まで不明のミステリーツアー、和歌山は熊野古道へ、

そして、2017年を締めくくる今回。

さかのぼること、2017年9月5日
オーストラリアで出会ったタクローさんと、
タクローさんが東南アジアで出会ったダイゴの、
チャリダー仲間3人で飲んだ時のこと…

年末年始にミステリーツアーをした話になり、
ぜひ俺にもやらせろとタクローさん。

その時は、まぁお酒の席やしその場のノリやろうと思ってたが、

10月、
「今まで行った国内外の場所を教えろ」
12月、
「パスポートを寄越せ」

なんか話が進んでる…

そしてあれよあれよと、12月27日
1つの封筒を手渡れた。

封筒には「TOP SECRET」の文字が、
しかも手書きで、几帳面にも鉛筆の下書きまで見える力の入れっぷり。

そうか、タクローさんA型やったな。

その後数日間は、なぜか興奮して夜も寝付けず、
出発前日に至っては、期待2、不安8な心境で、
何を用意したらいいのかわからず途方に暮れ、
結局あらびき団を深夜まで観て寝る始末。
あらびき団面白かった。


そして、迎えた12月30日成田空港、11時。

暑いところか寒いところか、
お金はいくら用意したらいいのか全く分からぬまま、

ええい、ままよ!

開封!


30ページぐらいの指令書
アンコールワット・カンボジアの地球の歩き方(2004年版)
謎の女の子が撮られた写真
お年玉1000円札と10ドル(これが後々役立った)

えっ、ナニコレ?

ちょっと情報が多すぎて、少なすぎてよくわからない。

とりあえず、わかったことは、
カンボジアに行くということ。

この時点で、今着てるヒートテックとモモヒキは不要ということはわかった。
あと、冬服は全ていらないということは、わかった。

今回本当に何を持っていけばいいか分からなかったので、
冬服と夏服を半々で持ってきたのだが、
この時点で、リュックの半分はゴミと化した。

指令書をよく読むと…

① 写真のテラップちゃん(女の子)を探せ
② 未来の嫁を探せ

というもの。

おお、どちらも高難易度(笑

まず、①
どうやら、タクローさんが自転車で世界一周中、
11年前に(11年前やで)、
アンコールトムで出会った当時8歳の
露天の売り子であるテラップちゃんととても仲良くなったとのこと。
その子に当時撮った写真と、会えたら今の写真を撮ってこいというもの。

いや知らんがな!
そして、わかるわけないやん!
見ず知らずの土地、しかも海外で、
手掛かりは2004年の地球の歩き方の「確かこの辺」と囲われた地図のみ。

まぁ探してはみるけど…

そして、②
カンボジアで?
確かに人種も国籍も問わない私ですが、
なんでしょう、確かに33歳やし周りも結婚してるし、
取引先からも同僚からも「早く結婚しろ」と言われ続けてるが、
だって女性と何話したらいいかわかんない…

まぁ探してはみるけど…


とりあえず、まずはチケット購入だ。
両替はゲートくぐってから考えようと、並んだ中国東方航空。
長蛇の列

そう、今日は12月30日
帰省&旅行ラッシュのピーク

出発は13時50分
搭乗まであと30分前というタイミングでゲートをくぐり、
両替する間もなく、持ち忘れた歯ブラシだけ購入し、
上海空港経由で、カンボジアはシェムリアップ空港へ。

むちゃくちゃ暑い。

時差は2時間、
初めて知った。

そして、最初の泊まる宿、
知らない。

ミステリーツアー!
1

中身はこれ
2

シェムリアップ空港
3

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ミステリーツアー4 ~新幹線に乗って~

今日は寝坊せず起きれた。

朝飯を食べ、那智大社へ向かう。
思えば那智の滝は小さい頃に行ったことがあるはず。
なので、今回は熊野古道へ直行。
というより、直行しないと時間がない。

朝8時には熊野古道へ入らないと、
小口から新宮行きのバスが13時半発、
5時間かかる山道なので、ギリギリの工程である。

昨日の筋肉痛を引きずりつつ、山道を登る…
途中で、昨日会ったテントの人や、
外人カップルと挨拶しながら、ひたすら小口へ向かう。

途中で小川沿いに歩けたので、その水を汲んで休憩。

13時には余裕で到着し、
昼食食べながらバスを待つ。

あとは名古屋東京と新幹線に乗って帰るだけ。
帰りの新幹線は激混みで、足がガクブルしてたが、
家に帰って、風呂入って、映画を観た。

熊野本宮大社では、八咫烏が祭られていた。
酉年
八咫烏
かもめのジョナサン

何かを始めるにはいい機会かもしれない

那智
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那智の滝
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熊野古道
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暇なので自撮り
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ミステリーツアー3 ~さらば十津川警部~

十津川村か、
熊野古道か、
宿をとるなら多分十津川村じゃないと無理だろうし、
熊野古道は小口という村で泊まれなければ、野宿だ。

とりあえず、どちらがオススメかフロントに聞いてみることに。
十津川村は、車がないと移動が不便、
熊野古道のほうが雰囲気があってオススメだよとのこと。

ということで、
宿はないけど、熊野古道、那智勝浦行き決定!

ちなみに那智勝浦への道のりは、
14㎞の小雲取越、小口という街、14㎞の大雲取越、那智大社というルート
11時頃に古道に入ったので、まぁ、確実に小口で宿がないとアウト。

山道をひたすら歩く。
石畳があったりなかったりしながら、
歩きやすいは歩きやすいが、いかんせん、しんどい。

小口へは15時半には到着。
早速、自然の家や宿を探すも、ない。

途中で出会ったハイカーとも合流し、少し話した。
寝袋があれば、入れてあげると言うてくれたおじさんだが、

テントもねぇ、寝袋ねぇ自分としては、残念ながら辞退せざるを得ない。
そして、なんといっても、この寒さ、気温は夜はマイナス数度。

最悪、多機能トイレで一夜過ごすか、
どこかで不法侵入して一夜過ごすかだが、

そういえば、今日は元旦である。
新年最初の宿が、トイレか不法侵入はさすがに避けたい。

バス停で途方に暮れていたら、中国人の夫婦が現れた。
彼らは、川湯温泉へ行くようで、バスに乗るという。
そこで色々話をしていたら、
勝浦の方で泊まった宿がいいと教えてくれて、早速電話、
アポも取れ、近くの民宿のおじさんがバスの時刻を調べてくれ、
近くの商店のおばちゃんが、暖かいコーヒーを分けてくれて、
なんとも人の縁に恵まれた小口であった。

その後、新宮駅から那智勝浦駅へ行き、宿泊。
夜は宿の人が教えてくれた地元の人で賑わうという「ひろ吉」というお店を紹介。
名前に親近感を覚えるその小料理屋は、値段もそこそこするが、
とにかく美味かった。

マグロ丼
鯨の刺身
イルカの刺身
生わかめみそ汁(ゆず入り)

特に、イルカの刺身は衝撃的な見た目と味だった。
まず、血よ、つまに血が着いておるよ…
それもそうで、哺乳類ですしね。
近所のおばちゃんとおかみさんらしき人が、
昔はイルカをよう食べたわーとか言うてた。
肉がない時はイルカをすき焼きにして食べてたという。
焼くんかい。

そして、わかめの味噌汁。
ゆずが入ったみそ汁はさっぱりしててめちゃ美味い。

夜は宿のそばで温泉に浸かり、本読んで就寝。
明日は、那智大社へ行き、大雲取越から小口へリベンジ。

熊野古道入口
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こんな山道
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ももち
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昼食はめはり寿司
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小口にある吊り橋
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中国人夫婦、お菓子ももらった
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くじら刺身とマグロ丼
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イルカの刺身
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かもめのジョナサンは旅のお供
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ミステリーツアー2 ~姉さん、事件です~

川湯温泉へ到着
午後17時

旅館で手続き済ませ、泊まった部屋は、
あれ?ツインやないかい。
しかも、壁に血痕がついてるし。

年末年始はどこも満席で、
しかも直前だったから空いてなかったようだ。

いいんですけど、別にいいんですけど、
ツインで血痕ある部屋って絶対何かあったやん。
姉さん、事件です。

ともあれ、受付で情報収集。
19時までやってる喫茶店がご飯出してくれるとのこと、
仙人風呂は混浴だということ


混浴!?


混浴!?


仙人風呂は、冬の間川の一部をせき止め、
脱衣所も近くにない日本一でかい露天風呂である。
22時までやってるとのことで、まずは夕飯を食べることに。

熊野名物「めはり寿司」(高菜の葉で包んだご飯)
これめちゃうまい。

さて、川に向かっていくと、
遠くから聞こえてくる女性の声…
本当に脱衣所もない!
そして、外、めちゃくちゃ寒い!
夕飯時もあってか、人は少ないが、
湯煙の奥に男も女もいるというのは、これは…事件です。
粗末なものを隠しながら、川へ入る。

熱い!
思ってた以上に、熱い!
そして浅い!、立ち上がったら下半身丸出しやないか。

外が寒い分、むちゃくちゃ気持ちいい。
満天の星空、湯煙が立ち上り、泳げるほど広い風呂は
なんて最高なんでしょう。
しばらくぼーっとしてたら、隣に家族連れが来始め、
さらに、浴衣来た若い女性がすぐ近くで、
足をちゃぷちゃぷしている。

いかん、そろそろ出ないとのぼせる。
しかし、近くには若い女性がいる。
立つと「キャーのび太さんのエッチ」状態
ここは我慢せねば…。

しばらくすると、やっと女性がどこかへ立ち去った。
すると今度は

「20時より仙人風呂で灯篭灯します、ふるってご参加ください」

という謎のアナウンスが流れる。
時刻は19時40分
既に入浴してから、1時間は経っている。
わらわらと人が集まってくる感、
しかも俺が入ってる後ろに、テレビクルーが来ている。

これは、あかん。

しかし、既にもう出られない。
灯篭が風呂の周りに配置され、灯される20時。試される俺。

ちょうど脱いだ服のあたりには人がわらわらといる。
我慢だ。

ようやく人が引けてきた、20時半、
約2時間の長風呂はさすがに疲れた。

手早く着替えて、部屋へ戻る。
22時、熊野本宮大社へ初詣。

公衆トイレで用を足していたら午前0時になった。
初詣は深夜の山奥の割には、人手が多く賑わっていた。

明日はどこへ行こうか考えながら、ホテルへ戻る。
とりあえず、朝7時に起きてチェックアウトし、
那智勝浦へ熊野古道歩くか、
十津川村へ行って温泉三昧か、
いずれにせよ、翌日の宿を決める必要があるので、
朝は早く起きて決めよう。


翌日…
10時、起床。
姉さん、事件です。

HOTEL
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めはり寿司と鮎の甘露煮
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仙人風呂
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熊野本宮大社
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熊野本宮で励まされた
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ミステリーツアー1 ~指示書が既にミステリー~

ミステリーツアーに行ってきた。

旅行は行きたいけど、
どこに行こうか悩むのは世の常、人の性。

なら、自分が考え付かない所にすればいいじゃない。
ということで、友人に

絶対に行先を教えないミステリーツアーを組んでもらった。

国内外問わず
12/31~1/2の日程
1泊だけ宿を取って

という条件で探してもらった。

そもそもミステリーツアーは、
旅行会社が行先を教えない代わりに、
低予算でおいしいものが食べられるお得なツアーである。
しかし、行先はわからずとも、なんとなく「いちご狩り」や
「冬の味覚を楽しむ」など、行先を匂わす
キーワードや写真があることがほとんどである。

ミステリーなら、列車で殺人事件が起きるとか、
人里離れた館で一人一人いなくなるとか、
そういったミステリーさがほしい。

12/28、見つかったと連絡があった。
行先、チケットの入った封筒を手渡された。
12/31 6:30に東京駅で封筒を開けろとのこと。

そして、12/31 6:30 東京駅
封を切った


「熊野の仙人風路へ行ってこい」


…どこ?
熊野って和歌山?
仙人風路ってなんだ?
いやその前に、仙人風呂とちゃうんか。

もう一枚の紙には、

15:55のバスに間に合わないとダメ
夜飯買っておけ
「まつや」という旅館に泊まれ


携帯で「仙人風路」と調べても出てこないし、
風路って何、洞窟?風呂しか出てこないけど…

よくわからないまま、とりあえず新幹線に乗り込み、
電車を乗り継ぎ、辿り着いたは新宮駅、和歌山である。

観光案内所で、地図や情報を集められるだけ集めた。
案内所の女性がきれいだった。

俺が行くところは、どうやら熊野古道の山奥なようだ。

ちなみに、今回の持ち物、
暖かいところか寒いところは分からなかったが、
とりあえず

ヒートテック数枚
着替えのシャツ等
タオル

消臭剤(試供品)
みかん(愛媛県産)
いろはす(愛媛県産)

和歌山に愛媛のみかんを持っていくのは、
喧嘩売ってるとしか思えないが、仕方がない、
知らなかったんだもの。

そして、今回最も活躍したのが、消臭剤(試供品)である。
自慢ではないが、足が臭い。
高校時代に隣に座った人に「足臭いな」と言われてから、
「あっ俺足臭いんや」と気づいてから早15年、
至る所で足が臭いと言われ続けて、研究を重ねた結果、
消臭剤を足の裏に付けたら臭いが消えることを発見、
5年程前の消臭剤(試供品)を付けたら、
足が臭くない!侮ることなかれ試供品!デオナチュレ最高!


バスに乗り込み、揺られること1時間
到着したのは「川湯温泉」

圏外である

ミステリーな封筒
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風呂が誤字
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和歌山へ愛媛みかんと共に
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新宮駅
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新宮駅、絶品だった鍋焼きうどん
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